組合員

滋賀県・大阪府のパン・菓子製造業を行う小規模事業者

事業の紹介

  • 組合員の必要とする原材料の共同購買事業
  • 組合員のための市場開拓事業
  • 組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
  • 組合員の福祉厚生に関する事業

目的

日本はいままさに人口減少社会に突入しています。国内需要は、少子高齢化、人口減少などを背景に長期には縮小傾向にあります。地方で製造コストの増加や人材不足という課題をどのようにクリアしていくべきかという問題に直面しています。またネット環境の普及、航空券の低価格化等により海外の総合相手が出現してきました。同時に海外のお客様と取引出来る機会が出来ましたが世界基準の衛生管理やプロモーションが求められることに成りました。また、新型コロナウイルス(COVID-19)が今後の事業活動に与える影響は計り知れず、コストは増える一方です。

特に食品製造分野においては、現下の厳しい経済状況のもとでは仕入原価の増加を販売価格に転嫁することは消費者離れにも繋がり、非常に厳しい状況に置かれています。悪化する市場環境の中で生き残り、明るい未来を描いていくには、時代の流れに適応した変化や市場ニーズに対応した多品種少量の商品展開等が求められており、それを実現する経営環境・経営資源を整えることが小規模な事業者にとっても喫緊な課題と言え、それに向けて経営者・社員一丸となって研鑽に励み、業界の将来を担う人材と育成していくことも非常に重要となってきます。

発起人らは滋賀県内の経営者・起業家を集めて勉強会や交流会を15年以上に渡って実施しており、その中で県内の多くの経営者が同様の危機感・不安感を抱いていることが分かりました。

本組合は、組合員の相互扶助の精神に基づき、これまでに培った食料品製造に関する豊富な経験知識を共有し、地域の顧客の要請に応えるだけでなく、共同購買による仕入価格の低減、組合員の全国・海外への販売拡大支援をすることで、社会の持続的な発展に寄与する団体として活動していくことを目的とします。